好きなものへの温度は高め

情緒を基準に生きている韓国ドラマ好きなOLが書いてます。

【韓国ドラマ】ボイス/無法弁護士/ブラック/梨泰院クラス 感想ログ🌸

8月もまあまあドラマを見ました。

(いま10月ですが....)

 

月の最終週はドラマより読書してたので、8月中に完走ならなかったドラマも多数...

9月はたくさん見れそうです。→見ました。

 

今回はサスペンスものが多かった。

完走済みはこちら。

 

  1. ボイス シーズン2
  2. 梨泰院クラス
  3. 無法弁護士
  4. ブラック〜恋する死神〜
  5.  

うーん!この中だと断トツ1位でボイスが面白い。どのくらいかというと面白すぎて3日で見終わった。話数が少ないのもあるけれど。

見終わったあとすぐに「もう一度見たい!!!」ってなるくらい。なんだろう、サイコパス犯罪サスペンスだからなのか癖になってしまう。でもこの癖になってしまう部分にとても違和感があるので後から詳しく書こうと思います。まずは日本でも話題になっている梨泰院クラスから。

新人俳優の階段でもあった梨泰院クラス

わたし的にはイソをはじめとする新人俳優が目立つ作品でした!

キム・ダミはこれから!って感じだと思います。新人として主演に抜擢されその存在感は抜群だったので、イソとは全くキャラの違う役でドラマに出て欲しい。

グンス役の君はスカイキャッスルで初めて見てめちゃめちゃ良い!!(俳優として)と思ってマークしてました。結果として良いキャリアを積んでいると思います。人間レッスンってドラマも主演だし。

最後は私の推しのおんに。

初めて見たのは「私だけに見える探偵」で検死医役やってた時に何かの人!まだこんな人がいたとは!とびっくりしたくらいには最高にかっこいい&かわいいだった!

クォン・ナラIUと主演のマイディアミスターで、梨泰院クラスでは想像できない酔っ払いキャラで出てきた衝撃忘れられん笑

あんな酔っ払いの役させるのすごいな笑

できれば次のドラマはぜひ主演を....!

 

〜ここからはネタバレ感想〜

日本で盛り上がる前に見てなかったのでかなり天邪鬼な角度から見てしまいました。残念。よくない悪い癖です。流行る前に見ていたらわたしの個人的な感想は違ったかもしれない。

ただこれだけは変わらないかもってのは、ラストのスアの好感度爆上がり。結局、長家を根本的に追い詰めたのはスアの内部告発で、セロイはなにもしとらん(重要)。セロイがやったのは会長を精神的に追い詰めたくらいな気がする。

そしてスアが内部告発した後、買収するっていうおこぼれ.....笑 おこぼれと言えるほど価値があるかはまた別だけど復讐としてセロイは買収できるほどのお金持ち経営者になった、くらいかなぁ。スアの復讐劇の方がスッキリしたし、わたし好みでした。スア視点で描いても良かったんじゃね?くらい(笑)内部告発に至るまでを振り返るとその契機は会長の言葉だったりするのもエモエモしい。

なんで自分は絶対に許せないと思った人の会社で身を粉にして働いているんだ?っていう葛藤は、目標一筋のセロイより複雑なものがあると思うし、結局わたしはセロイとは幸せになれないのかもしれない、でも離れられない、の気持ちも面白いと思う。スアを描いて欲しいな〜。

セロイに「お金持ちな男が好き」って言ったのもセロイが目指す目標を示唆してた気がしなくもない。(こじつけだね)

でもここまで感想あるってことは色々考えながら見ちゃったってことである意味完敗でもあります。

 

イ・ジュンギの除隊後初作品 無法弁護士

正直、イ・ジュンギの除隊後初作品としてもっとパンチがあってよかったと思う。ストーリーは重めかも。母を殺されたイ・ジュンギが復讐する話だけど、悪役も良い役もできるイ・ジュンギとしては、一歩間違えたら犯罪者となる弁護士ってキャラはとてもよかったと思う。けど!もうちょっとそのギリギリを歩かせて欲しかったかな〜(ワガママ〜)

サイコだけど大丈夫のソ・イェジと共演してて、ソ・イェジがまだ新人ぽさある感じ。

イ・ジュンギのアクションは相変わらずだったので問題なし!だけど、どうしても入隊前の麗とかと比べちゃうな.....

インスタ見る限り、本人も麗はめちゃ好きそうだし、イ・ジュンギの最新作は「悪の花」がかなり評判良いので楽しみ。

 

アラちゃんとソン・スンホン ブラック〜恋する死神〜

副題に「恋する」とか入れちゃって、またサスペンスものを恋愛系に見せようとした結果の謎副題じゃん、腹立つなあと思いながら何気なく見てたらまんまとハマった。

アラちゃんは個人的に同年代俳優の中ではクセのある(良い意味のクセです)方と思っており、全部見た後にこの役アラちゃんしか無理やろな....と実感した.....。

ストーリーが想像以上に重く、複雑なので俳優が脚本に飲まれてしまう可能性があると思う。アラちゃんだから上手く乗り切った感を感じます。コ・アラちゃんのクセはすごい好きで、のちのち言語化できるようにします...!あと、ソン・スンホン、序盤は一人二役で、演じ分けはさすがでした〜。

アラちゃん同様、ソン・スンホンだからなんとか乗り越えた感....ラストは衝撃的すぎて、あの結末にしないと視聴者も、アラちゃんも、ソン・スンホンも無理だよねって言うくらいの衝撃なので個人的に満足です。にしてもよくあそこまでのラストにしたよね....本当にすごい、このドラマ....なかなか気軽に人にお勧めできないけど、一生忘れられないと思う。でもしんどすぎて2回目は見れない。笑

 

イ・ジヌクが刑事役になったボイス シーズン2

シーズン1から主演の刑事役が、チャンヒョクからイ・ジヌクとなりました。

チャンヒョクめちゃ好きなので残念だったけど、シーズン2を見たらイ・ジヌクもめちゃめちゃ良いんですよね.....恐ろしい俳優たち.....

シーズン1でのチャンヒョクは「刑事なんだけど、一歩間違えたら自分も犯罪者になりうる」ギリギリを常に歩いてる感じで、犯人のサイコパスたちと自分はあまり変わらないかもしれないってわかりながら刑事を続けてる。

シーズン2でのイ・ジヌクは「自分は父親と違うことを証明するために刑事になった」んだけど、自分でもたまに本当に自分は犯罪者ではないのか?と思ってしまう精神状態のギリギリをやりながらなんとかながらえてるって感じ。

刑事役の2人のギリギリが演技の上手い2人だからできるもので、ボイスはそこも見どころだと思う。

 

ボイスで感じた違和感と不安

ボイスはシーズン1も2も好きなんだけど、特に2はかなり不安を感じた。

ボイスはそのスピード感とアクションと、ドキドキハラハラがおもしろいのは確かなんだけど、実在の事件をモチーフにしているところある。そしてかなり残虐なシーンが多い。

テレビで放送するにはギリギリラインだと思っていて、これを単純にドラマとして「娯楽」として消費してしまうことに違和感があるし、とても怖いと思った。かなりモヤモヤしながら見終わった。

もちろん残虐なゲームとかアニメはあって、そこから犯罪者が生まれるわけでは全くないと思っているけど、よりリアルなドラマの場合、しかも演じる人が生身であり、限りなく本物の犯罪・事件に近いし、触れていることを考えると、どうなんだろうと思う。

演技をする俳優たちのケア、製作者たちへのケアはもちろん必要なんだけど、それと同時にドラマを見て思い出してしまう人がいるということも考えないといけない。

ただとても難しいのはこれが「表現の自由」に触れるところ、、、。難しい、、、ドラマ好きとして、答えを出せるわけではないけれど限りなく常にその可能性と疑問を持ち続けることは大事かもとか思ったりしてる。

 

最後はなぜが真面目な感じになっちゃってるけど、こんな長文読んでくれた方、本当にありがとうございます...!!!

 

では!!!